下取りと買取の違いについて

下取り、買取、これ全く違うんです。

簡単に言うと、乗換えの時に今乗っている車を買い取ってもらい、購入資金に充てるのが下取り。

買取は、乗り換えなどなく、ただ単に今所有している車を売りに出す(買ってもらう)のが買取りです。

では、どっちのほうが高いのか?

車種や需要などの要因により一概には言えませんが、一般的には下取りのほうが高いケースが多く感じます。

なぜなら、下取りは(下取りに出す車の価値)+(購入する車の値引き)=となるからです。

買取の場合、(買取に出す車の価値)のみで算出しますので、当然安くなりがちです。

※何度も言いますが、車種や需要に応じて様々ですので、買取が高いケースも多々あります。

そもそもどうやって算出するのか?

中古車には相場があります。いろんな媒体に中古車相場が出ています。

但し、いろいろ見てみると、あちこち出ている相場はあまりあてになりません。

なぜなら掲載しているところに有利に働くように書いてあるからです。

(ほとんどが高めに書いてあります)

それは集客のためです。高めに書いてあれば問合せしたくなりますよね。

相場とは、業者が売り買いする価格のことを言います。

そして相場は日々動いていきます。株のように。

社会の情勢やトレンド、時期などによって変わっていきます。

例えば、とある車の相場が100万円だとします。

これは100万円で業者が売り買いするということです。

しかし、実際は100万円だけでは買えませんし、売れません。

様々な手数料や税金、人的コスト、輸送コストなど、多数の経費が掛かります。

ですから、100万円で売れる車が100万円で買い取ってくれるかというと

それは無理な話です。

多数の経費+利益を差し引くと、おおよそ20~40%ほど差し引きとなりますので

100万円の相場のクルマは、買取60~80万円となるわけです(あくまで一例です)。

下取りも、買取も、相場をもとに算出していきますが、

このような算出によって価格を出していきます。

少しでも高く売る方法は、またの機会に。

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